Paul Gallico mewts life 猫の生活

mewts life 猫の生活

人間約4匹&犬1匹&…と暮らす、4匹の猫たちの生活。猫だくさんの、ネコネコネコネコライフ。

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Paul Gallico


始めに言葉ありき・・・






・・・・・なんちゃって。
ポール・ギャリコの「猫語の教科書」(原題:The Silent Miaow)は、面白かったです。
実は読書が久しぶりだった私も、5時間ぐらいで読めました。



ドリー

1964年の著作。しかし約半世紀も前から、〝猫テレパシー〟について書かれた本があったとは・・・。
猫のみなさんは、猫生について深く考えねばならないとき、ぜひ読んでいただきたい一冊です。

・・とても面白かったので、ポール・ギャリコの猫に関する本を何冊か読ませていただきました。




「ジェニィ」(Jennie (1950))は、主人公の少年・ピーターが突然、白い猫に変身してしまい、
助けてくれた雌猫のジェニィと旅をする話。

冒険小説として面白いうえ、ヒロイン猫のジェニーが「猫は、こんな時、こうするのよ」と、
ピーターに、猫としての処世術あれこれを教えてくれるのが話の醍醐味。



ドリー。。

それに関して特におもしろいのは、第5章、
「When in Doubt - WASH! (迷った時は、顔洗え)」というところ・・。

確かに、すべった時とか何か気まずい時とかも、身づくろいしてますよね・・猫たち。

原文の本をちらっと読んだのですが、冒頭の「本の紹介」では、
この「...WASH!」というフレーズが面白くて、犬派の人まで読者になったほどとか。



ドリー。。。

日本版の文章だと、ジェニィの言葉遣いが「~ことよ。」など、少々前の少女マンガの
お嬢様っぽい気がするのですが(お蝶夫人とか・・・)。時々ですけどね。

この話を「ニルスのふしぎな旅」的路線で、アニメーションにしたら、おもしろそう。
赤いきつねではなく、〝黄色い野良猫のデンプシー〟とか、悪役で出てきたりして。
野良猫デンプシーは、ポール・ギャリコがスポーツライターとしてインタビュー&対戦した、
プロボクシング・ヘビー級チャンピオンの、ジャック・デンプシーがモデルのようです。






そして・・・、もう一冊が「トマシーナ」(Thomasina(1957))。

『トマシーナの大叔母がジェニィ』という関係だそうです。
「ジェニィ」を読んだかたには、この不思議さがお解りのことと思います。





エジプト猫神バスト・ラーが登場する時、(原文は全く未読なのですが)
彼女が云う自分の呼称『わらわ』という翻訳は素晴らしいと思いました。



ドリー、

この話の中盤は、つらくて読みづらかったです。
トマシーナの飼い主の少女メアリ・ルーが、現代でいうペットロスの状態に陥る箇所です。
メアリ・ルーの父マクデューイ獣医の友人である、アンガス・ペディ牧師(the minister Angus Peddie)
という名前も、私には、わが家の亡くした猫ペディーを想い起こさせました。

ペットロスのかたに、読まないでほしくもあり、読んでほしい本です。



まにー。

ペディ牧師が登場するときなどは、時々キリスト教的な問答になります。

(私も無宗教というか未宗教ですが)マクデューイ獣医は訳あって無神論者なのですが、
彼がそれぞれその命に関わり合うことになる、トマシーナの(間違って付けられた)
元の名前のトーマスや、盲導犬の飼い主の老人・タマスという名は、
疑い深い聖人トマスの象徴のようにも思えるのでした。



まにー

ストーリーが良く出来ています。「奇跡の成り立ち」とは、このような自然なものかもしれませんね。
(この点に関して、メアリ・ルーの3人の友達の男の子、特にジョーディ・マクナブが、良い働きをします)

マクデューイ獣医の「神への疑い」が消えた時、実に意外な大団円を迎えます。
しかし、その功績者はキリスト教の神なのか、古代エジプトの神なのか・・・
その辺を曖昧にしておくところにも、ポール・ギャリコ独特のユーモアが感じられました。






「トマシーナ」を読んでいた時に、よく聴いていた、ファイストのアルバム。
このうちの一曲は、物語に登場するもうひとりの重要な猫・タリタを想い起こさせたのでした。




・・実はそれは、この曲ではないのですが、この曲もタリタに似合うかも。
「トマシーナ」のもう一人の重要人物・ローリの棲んでいた家の雰囲気が、PVの風景にちょっと似ています。




ドリー。

『タリタ・クミ』とは云いませんが、
うちのドリーは、私を起こしに来てくれますよ。








Broken Social Scene - Lover's Spit

ファイストも参加しているカナダのバンド、ブロークン・ソーシャル・シーン。








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[ 2012/04/22 23:22 ] Manny & Dolly | TB(0) | CM(0)
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